プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者であり、28戦 28勝 (25KO) 無敗のモンスター井上尚弥選手、そしていつの間にか地上波放送しなくなりましたよね。
「というか当日の試合って再放送されるの?」、「そもそも何でテレビ中継してないの?」って疑問に思いませんか…?
1月24日に4団体一世界王者防衛戦で井上選手と戦う予定だった、
グッドマンが試合キャンセルしたみたいだね
なんか全治半年の怪我みたいだよ。
代わりにキム・イェジョン選手が出るみたい!
ていうか、その試合ってテレビでやるの…?
やっぱどこかのサブスクに登録しなきゃダメなのかな…
この記事では、
- 井上尚弥vsキムイェジョンの地上波放送はなし!
- 井上尚弥vsキムイェジョンの地上波での再放送はあるのか?
- 井上尚弥の試合の地上波放送がない理由とは?
についてまとめました。
井上尚弥vsキムイェジョンの地上波放送はなし!
『井上尚弥vsキムイェジョン戦』ですが、地上波放送はやりません!
代わりにドコモの配信サービスLeminoが独占生配信します。
今回の試合は、元々キムイェジョン選手ではなくIBF、WBO世界同級1位のサム・グッドマンが対戦相手でした。
始めは2024年12月24日に東京・有明アリーナで試合が行われる予定でしたが、試合10日前の12月14日にグッドマンがに左目上を深くカットして負傷。
2025年1月24日に延期されました。
しかし、1月11日に練習を再開したグッドマンの左目上の裂傷が開き、24時間以内に整形出術を受けなければならず、井上戦を棄権すると発表しました。
そして代わりに選ばれた選手がキムイェジョン選手だったというわけです。
こちらの試合はLeminoが独占無料ライブ配信しますので、テレビの生放送はなしということです。
井上尚弥vsキムイェジョンの地上波での再放送はあり?
結論を言うと、『井上尚弥vsキムイェジョン戦』の地上波での再放送はおそらくありません。
代わりに、Leminoプレミアムで井上尚弥の過去試合が配信されるのではないかと思われます。
というのも、Leminoで独占配信された井上尚弥選手の過去試合をLeminoプレミアムで毎回見ることができるからです。
ボクシングの試合は、基本的に地上波での再放送は行われないことが多く、動画配信サービスで独占配信されるのが現代の主流です。
テレビ局が二次放送権を購入すれば可能でしょうが、Leminoプレミアムに登録してもらうために独占放送しアーカイブを蓄えるLeminoが、購入に応じるとは考えにくいです。
加えて、2022年12月31日の『井岡一翔VSジョシュア・フランコの世界スーパーフライ級王座統一戦』(TBS)が地上波でテレビ中継されたあと、テレビ局はボクシング中継から完全撤退しています。
『井上尚弥vsキムイェジョン戦』の地上波での再放送はおそらくないでしょう。
井上尚弥の試合の地上波放送がない理由
井上尚弥選手の試合が地上波で放送されない理由は、破格のファイトマネーで放映権料が高騰したからです。
はじめに、地上波でボクシングの試合が最後にテレビ中継されたのは、2022年12月31日の『井岡一翔VSジョシュア・フランコの世界スーパーフライ級王座統一戦』(TBS)です。
また、最後にテレビ中継された井上尚弥選手の試合は、2021年6月19日の『マイケル・ダスマリナスの世界バンタム級タイトルマッチ』(フジテレビ)です。
なぜテレビ局がボクシングの中継から見切りをつけたかというと、欧米から始まったファイトマネーの高騰による放映権料の高騰にあります。
- 井上尚弥VSモロニー戦のファイトマネー(2020年10月31日):モロニー不明、井上尚弥推定1億600万円
- 井上尚弥VSドネア戦のファイトマネー(2022年6月7日):ドネア不明、井上尚弥推定2億1000万円
- 井上尚弥VSフルトン戦のファイトマネー(2023年7月25日):フルトン推定3億8000万円、井上尚弥推定6億4000万円
- 井上尚弥VSドヘニー戦のファイトマネー(2024年9月3日):ドヘニー推定約1億2000万円、井上尚弥推定約9億2800万円
最近の試合だと、ファイトマネーだけで10億円超えてしまっていますね(それにしても井上選手のファイトマネーの高騰がすごすぎる…)。
2021年時点でテレビ局関係者が「注目の試合でも広告収入で賄えない高額な放映権料は手を出せない」と語っているので、今の破格のファイトマネーでは中継は困難ですね。
特に井上尚弥選手の放送をテレビ局のみの予算で対応することは不可能に近いのかもしれません。
よって現在ボクシングの中継は、WOWOW、Amazonプライム、DAZN、ABEMA、Lemino、ひかりTVなどが、テレビ局に代わって行っています。
まとめ
井上尚弥選手の試合が地上波で放送されなかったり、再放送されないのはそれなりに理由があるということがわかりました。
- 『井上尚弥vsキムイェジョン戦』ですが、地上波放送はやらない代わりにLeminoが独占生配信する。
- 『井上尚弥vsキムイェジョン戦』の地上波での再放送は、テレビ局がおそらく超高額の二次放送権を購入すれば可能。
- 井上尚弥選手の試合が地上波で放送されない理由は、破格のファイトマネーで放映権料が高騰したから。
世界的なファイトマネー高騰によって、井上尚弥選手のファイトマネーもテレビ局のみの予算で対応するには不可能になってしまったことが今回の調査でわかりました。
これからはテレビではなく、動画配信サービスがボクシングを支えていくのでしょう!
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