2024年1月24日の世界スーパーバンタム級4団体統一王座戦で井上尚弥VSサム・グッドマンの試合が行われるはずでしたが、サム・グッドマンが負傷し棄権。
その代役として白羽の矢がたった挑戦者がWBO世界スーパーバンタム級11位キムイェジュンであり、今回は彼のプロフィールや戦歴、家族などを調査しました!
グッドマン負傷して、急遽引き受けてくれたのはありがたいけど、
キムイェジュンって選手って強いの・・・?
結構打たれ強い選手で、オーソドックスとサウスポーを
使い分けて攻撃を仕掛けるスタイルみたいよ!
キム選手は「あまり試合が面白くないのではないかと心配せずにサム・グッドマン選手よりははるかに期待してもいい」って意気込んでるね
この記事では、
- キムイェジュン選手のプロフィール!
- キムイェジュンのこれまでの戦績は?
- キムイェジュンは結婚しているの?
についてまとめました。
キムイェジュンのプロフィール
では初めにキムイェジュン選手のプロフィールについて見ていきましょう!
- 本名:金 藝俊(キム・イェジュン)
- 年齢:32歳
- 身長:163㎝
- 体重:推定約55.34kg(1月24日の試合前日の公式計量で、スーパーバンタム級の体重制限の55.34kg以下にする必要あるため)
- 出身国:韓国
- ボクシングスタイル:サウスポー・スイッチ
- 愛称:トラブルメーカー
キム選手のボクシングスタイルがサウスポーということですが、実は元々右利きで右構えでした。
しかし、2020年に左腕に2回も大怪我を負い、2021年に手術。
結果、サウスポーにスタイルを変更したみたいです。
キム選手曰く「(今の自分は)左構えのほうが強い」とのこと。
キムイェジュンのこれまでの戦績は?
結論を言うと、キムイェジュン選手のこれまでの戦績は25戦21勝(13KO)2敗2分けです。
- 2012/02/29 キム・ピルチュン ○4R判定 2-1
- 2012/03/08 ノ・サミョン ●4R判定 0-3
- 2012/04/29 イン・チェファン ○4R判定 3-0
- 2012/07/14 三浦 崇史○2RTKO
- 2012/11/26 イ・ドンクォン△4R判定 1-0
- 2013/04/21 冨田 正俊○4R判定 2-0
- 2013/07/20 イム・ジヌク△6R判定 1-1
- 2013/10/20 シン・ヒョンチェ○6R判定 3-0
- 2013/12/08 ノ・サミュング○8R判定 3-0
- 2014/02/09 チュン・ミンチョン○8RTKO
【WBCスーパーバンタム級ユース王座決定戦】
- 2014/04/13 松本 章宏○9RTKO
- 2014/08/30 スス・シスジャデェン○4RKO
- 2014/11/09 高林 良幸○7RTKO
【IBFアジアスーパーバンタム級王座決定戦】
- 2015/03/29 ベルゲル・プトン○12R判定 2-1
【IBFアジアスーパーバンタム級タイトルマッチ】
- 2015/07/20 宇津見 義広○7R棄権
【IBFアジアスーパーバンタム級タイトルマッチ】
- 2015/12/12 アンキー・アンコッタ○6RKO
- 2016/03/27 パトムシット・パトムポン○10R判定 3-0
【IBFアジアスーパーバンタム級タイトルマッチ】
- 2016/11/06 ストロング 小林佑樹○12R判定 3-0
- 2018/11/17 ワルド・サブ○2RKO
2019/03/03 アノチャ・プアンケウ○4RKO
【WBAアジアスーパーバンタム級王座決定戦】
- 2019/05/06 小坂 遼○9R棄権
- 2022/10/29 ルーベン・モントーヤ・ラミレス○4RTKO
2023/04/15 ロブ・ディーゼル●8R判定 0-2
2023/07/07 ジョン・バサン○1RTKO
【WBOオリエンタルスーパーバンタム級王座決定戦】
- 2024/05/09 ラケシュ・ロハブ○5RTKO
【WBAスーパー/WBC/IBF/WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ】
- 2025/01/24 井上 尚弥 対戦予定
また、キム選手が獲得タイトルは以下の通りです。
- WBCスーパーバンタム級ユース王座
- IBFアジアスーパーバンタム級王座
- WBAアジアスーパーバンタム級王座
- WBOオリエンタルスーパーバンタム級王座
日本人に対して7戦7勝と、日本人にめっぽう強いキム選手。
「日本選手の特性を私はよく知っている。日本選手には特有の基本がある。それを私は崩せるので実は簡単だった」
「日本の選手の特性を井上選手が持っているのは事実なので、私はそれを知っているので自信があります」
と日本人ボクサーを知り尽くすキム選手と井上尚弥選手の戦いはいかに・・・
キムイェジュンのボクシング歴は?
結論を言うと、キムイェジュン選手のボクシング歴は約12年です。
キム選手がボクシングを始めたのは2012年2月29日の20歳の時でした。
キム選手はボクシングを始めた時から、世界王者になることを目標に日々邁進してきたそうで、2024年1月4日の「NTTドコモ Presents Lemino BOXING 世界タイトルマッチ」について、
「僕がボクシングを始めた理由を成し遂げることになる」
と静かに闘志を燃やし、また井上選手との対戦について、
「今までキャリアを通じて私のような選手に会ったことがないだろうし、今(井上が)どんなことを考えているのか何となく予想はつきます。でも、それが全然違うということを言いたいです。多分、リングに入って私と一度パンチを混ぜて(交わして)みると、私が今何を言っているのか分かると思います」
と語っています。
井上選手と比べると実績面で見劣りしますが、昔から井上選手を意識して日々腕を磨いたというキム選手の揺るぎない自信が伺えます。
キムイェジュンは結婚しているの?
結論を言うと、キムイェジュン選手は結婚しているかどうかの情報は確認できませんでした。
こちらの画像は、キム選手が2025年1月15日にソウルで公開練習を行った際の画像です。
薬指に指輪はついていませんが、練習中に指輪を外している可能性もありますのでなんとも言えません。
ただ、キム選手の年齢が32歳ということもあり、すでに結婚している可能性もありますね・・・
キムイェジュンの両親や家族について
キムイェジュン選手の両親や家族について調査したところ、キムイェジュン選手は両親の顔を知らないという衝撃の事実がわかりました。
キムイェジュン選手は5歳から19歳まで養護施設で育ち、小、中学生の多感な時期は、両親がいないことから学校で萎縮し、自信もなくなって恥ずかしく思うことも多かったといいます。
しかし、20歳で養護施設を退所してボクシングに出会い、自信を失うことはなくなったそうです。
「お金を稼ぎたかった。スポーツ選手として稼ぎたかったが、ボクシングは20歳で始めても、才能があればうまくなれるスポーツだと思った。人生を変えようと思って始めたということもある。ボクシングはお金や後ろ盾など必要なくて、2つの拳で戦って全部勝てばいいスポーツ。それだけは自信があった」
とお金を稼いで自立し、人生を変えるために、ボクシングを始めたキム選手。
キム選手のボクシングの強さは、不遇な人生から抜け出そうとするハングリー精神にあるのではないでしょうか。
まとめ
両親を亡くし、19歳まで養護施設で過ごしていたキム・イェジュン選手。
孤独と困難に満ちた日々の中で出会ったボクシングが、彼の人生を大きく変えるきっかけとなったことが、今回の調査でわかりました。
- キムイェジュン選手は2020年に左腕を負傷した結果、サウスポーへスタイルを変更した。
- キムイェジュン選手のこれまでの戦績は25戦21勝(13KO)2敗2分け。
- キムイェジュン選手が結婚しているかは不明。
世界王者を目標に日々ボクシングに打ち込んだキム選手に最大のチャンスが巡ってきた、2025年1月24日の世界スーパーバンタム級4団体統一王座に挑む一戦・・・
キムイェジュン選手と井上尚弥選手の激闘をお見逃しなく!
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